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空き家の内装解体と現状のチェック|浜松の空き家相談
古い空き家をリノベーションするために、屋根と躯体を残して内装を解体しました。
今回はそのときにおこなった「梁や柱の状態確認」についてお伝えします。
建物内部の様子です。
床や内壁がなくなっています。
外壁は三方を残して、こちらの北面のみ交通量の多い道路に面しているので張り直します。
かつて和式トイレがあった場所。
配管を残してすべてなくなりました。
天井の様子。
梁の一部が曲がっています。
製材されないまま、自然のものを使っていたみたいです。
日焼けで柱の色が濃い茶色に変わっています。
色の境い目で元の床の高さが分かりますね。
間仕切り壁もすべて取り払われて、すっきりした感じ。
かつてお風呂場があったところ。
基礎が一段下がっていました。
残された躯体を観察すると、一部は基礎の割れ・欠けが生じていたり、柱が老朽化していたりするのに対し、また別の箇所では明らかに柱全体の色が異なったりなど、経過年数に差があることが分かりました。
これらの状態から、この建物は前の所有者によって既に一度リフォームされているのではないかと予想できます。
躯体から過去を垣間見ることができて、なんだかちょっと感慨深い気持ちになりますね。
空き家の解体やリノベーションについてご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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