Blog
空き家リノベ前におこなう3つのチェック|浜松市
「空き家を相続することになったけど、どうにか有効活用できないかな」
「このまま使わずに解体するのはもったいない」
そんな方には「リノベーション」がおすすめです。
当社はこれまでマンションの室内や店舗などで多くのリノベーション工事をおこなってきました。
今回は実際に工事を始める前におこなう【3つのチェック】をご紹介します。
まずはリノベーション前に現状のチェック。
天井や床の一部分を開けてみることで、建物の躯体がどのような状態になっているかだいたい予想できます。
雨漏りや蟻害の経歴があれば、柱や梁が腐っていたり、朽ちてボロボロになっていたり。
ここで事前調査を行うことによって、既存部分を残せるのか、つまりリノベーション工事が可能かどうかを判断します。
躯体の状態によっては残念ながら新築のほうが安上がりになる場合もあります。
次に、解体/保存箇所をチェック。
一口に「リノベーション」といっても工事の範囲はさまざま。
解体と保存の境界をしっかり決めないと、「残すつもりの部分を解体された」といったトラブルに繋がりかねません。
3つ目が廃材の捨て方・処分方法のチェックです。
解体工事を始めると廃材がたくさん出ますが、基本的には解体をおこなった業者さんにそのまま回収してもらうのが自然な流れ。
しかし業者さんにすべて依頼すると、お施主様の負担が大きくなってしまいます。
そこで費用を節約する方法のうちの1つが、「自分でやること」。
家具・家電などの粗大ごみを自分でごみ処理場に持ち込めれば、手間はかかりますが費用を大幅に削減できます。
以上が工事を始める前におこなう【3つのチェック】です。
他にも給排水設備を大幅に変更する場合は、配管を問題なく通せるかチェックする必要があります。
既存物件に対してアプローチしていく以上、新築工事とは考え方がかなり違いますね。
空き家のことでお悩み中の方はご相談ください。